おはようございます。
昨日までぐずぐずと降っていた雨もあがり、太陽が気持ちのいい朝です。
冬至も過ぎ、早いもので今年もあと一週間を残すのみとなりました。
まだバタバタとしておりますが、年内やり残したこと、来年への準備などを整理しながら、ラストスパートです。
話は変わって、先日、別府で行われた「大分ものづくり王国」というイベントに行ってきました。
竹細工や染物など、大分に受け継がれる素晴らしい工芸技術を見ながら、こういったものも、お庭に活かせないかなあと思いを巡らせていました。内と外の繋がりを、もっとボーダレスに。
メインはそのイベント内で行われた、著名な造園家さんの講演を聞くことでした。
「産業革命」以降続いてきたものづくりの仕組みが、今大きく変わろうとしている。
物の充足より、心の充足。
新たなライフスタイルが形づくられている中で、確実に枯渇していっている自然資源と向き合いながらのものづくりが必要とされる、「環境革命」の時代に入っていく。
大きなスケールのお話でしたが、造り手、提案者として、何を芯に置いておくべきかを考えさせらせる、良いお話でした。
自然と寄り添うお庭を提案することで、
みなさまのもとに還元していきたいなと、強く思いました。
会場近くのフウの樹が、遅めの黄葉を迎えておりました。
目が覚めるような、見事な黄色でした。